積水ハウスグループの高齢者向け賃貸住宅 グランドマスト

定年時代令和3年5月上旬号

近くに住んでいたことが決め手。病院・公園が近い。買い物も便利

夫婦二人で商売を60年

グランドマスト西ヶ原(外観)
グランドマスト西ヶ原(外観)

積水ハウスグループの高齢者向け賃貸住宅「グランドマスト」は、広い居室、厨房で手作りする食事サービス(有料・選択制)と並んで、自宅にいるときと変わらず自由に暮らせることが特長だ。とはいえ、介護施設と同じと思っている人も依然として多い。そこで、現在入居している人に、入居理由や暮らしぶりを聞き、実際はどうなのかをご紹介。 「グランドマスト西ヶ原」に入居して2年弱の髙村夫妻に話を聞いた。同物件は東京メトロ南北線「西ケ原」駅から徒歩3分と駅近で、近隣に旧古河庭園、六義園など観光名所がある立地が自慢。

「階段が大変だった」

以前住んでいた戸建の自宅は、1階が店舗で2・3階が住居だった。足腰が弱り、自宅の階段が大変になってきたことも入居理由の一つ。「今はエレベーターがあり、廊下が広いし、手すりも付いていて安心」と昌江さん。 加えて、角部屋が空いていたことも決め手に。「ちょうど滝野川公園が窓から見えるんですよ。景色がとにかく良くって」。寝室を別々にできる2LDKの間取りも気に入っているという。

交流を大切に

「体操などいろいろなイベントにはなるべく参加しています。皆さんのお顔がわかっていいと思います」。今はコロナ禍で休止中のサークルも多い。中でも「懇親会もなくなっているので寂しい」と兼二さん。「早く交流ができるようになるといい」 高齢者住宅を検討している人には、こうアドバイス。「足腰がしっかりしているうちに、ちょっと早いなと思っても見学に行った方がいいですよ。見るとだんだん気持ちが傾いてきますよ」

髙村昌江さん・兼二さん
髙村昌江さん・兼二さん

食事は一緒にとるが、日中はそれぞれ自由に過ごすことが多いという髙村夫妻。昌江さんは、編み物が上手な入居仲間に教わり、マフラーを編んでいるとのこと。兼二さんは、以前からの趣味、ペーパークラフトに精を出し、日本の城を製作。パソコンで展開図を出力し、緻密な世界を楽しんでいるという。
【定年時代令和3年5月号(東京版)掲載誌面】