積水ハウスグループの高齢者向け賃貸住宅 グランドマスト

シニアライフ「健幸」みちしるべ Vol.1

快適で健やかな暮らしは室温への配慮から


寒い冬の日、暖房をつけているのに足元がひんやりして身体が温まらない、特に窓際にいるとゾクゾクする……こんな経験がありませんか?

寒いとつい億劫になり、外出する機会が減ります。特に新型コロナウィルスの不安が長引く今、部屋に引きこもりがちにならざるをえず、身体を動かすことも少なくなります。その部屋で足元が冷えたらたまりません。

冬でも活発に、暖かい部屋で健やかに過ごしたいという声にお応えして、暖房と断熱のミニ知識をお伝えします。

目次

寒がりシニアの困りごといろいろ

朝晩がぐんと冷え込む時期を迎えると、一日中寒さがつのり手足が冷えるようになります。身体が冷えてくると、体温を逃がさないようにと血管が反応して収縮し、血圧が上がりやすくなります。高血圧は心筋梗塞や脳卒中リスクの主な原因です。

では暖房をつけようということになりますが、リビングだけ暖房して他の場所を暖房していないと、家の中で温度差が生まれます。この住まいの中の温度差に、じつは大きな健康リスクが潜んでいます。たとえば、リビングを離れて廊下を歩き、トイレに入るだけでも、暖から寒へと温度が変化し、それに対応しようとして血圧が急激に上がって身体に大きな負荷がかかります。これをヒートショックと呼び、失神や不整脈などの症状を招くのです。寒い時期、居室と非居室の温度差の大きい住まいでは、洗面・脱衣室で服を脱ぎ、浴室に入り、暖かいお湯に浸かるという何気ない行為も安心してできないということになります。


ヒートショックのリスクを防ぎたい……でも、一日中すべての部屋を暖房しておくというのは現実的ではありません。

そこで、居室(リビングや寝室)と非居室(トイレ・洗面脱衣室・浴室等)の温度差を少なくする「温度差のバリアフリー」が必要になってきます。グランドマストの住戸内は、居室と非居室の温度差に配慮。また、浴室は暖房付きで入浴前後のヒートショックのリスクを低くおさえることができます。


高断熱で冬の暮らし方が変わる

築年数を経た戸建住宅では、建て付けが劣化した戸の隙間から、冬場に冷たい風が忍び込んできます。古いタイプの団地やマンションでも、暖かくしたい箇所が温まらないなど部屋全体の温度調整が難しかったりします。

高断熱は、戸建住宅で長年培ってきた経験に裏付けられた積水ハウスの得意分野。その技術がもたらす快適で健康的な暮らしについて、ここで少しご紹介させてください。

家じゅうを断熱材で包み、一年中快適に

どれだけ断熱材を厚くしても、熱の逃げ道になるようなすき間や熱橋(ヒートブリッジ)※があれば、そこから熱はどんどん出入りします。積水ハウスは、さまざまな断熱材をつながりとバランスを考えながら適材適所に使用するとともに、施工性を向上させた確実な熱橋対策により快適な住まいを実現しています。※熱構(ヒートブリッジ)とは、建物の構造体や下地材などの断熱材以外の熱を伝えやすい弱点のこと。



積水ハウスの住まいは、「家じゅうを断熱材で包む」という発想で室内の温度ムラを少なくするなど、室内の温度差に配慮しています。

グランドマスト住戸内の「温度差のバリアフリー」

上記のように、積水ハウスでは、快適な部屋づくりのために温熱環境を様々な観点から科学し〈身体と部屋のデリケートな関係〉に注目して、室温に配慮した住まいづくりに取り組んでおり、そのノウハウと技術は『グランドマスト』の住戸にも生かされています。

上下の温度差が小さく、床暖房で足元あったか

『グランドマスト』の住戸は、基本的な断熱性能が高いことに加え、集合住宅であるため、戸建ての吹き抜けなどの開放的なプランで起こりがちな「床面だけ冷える」という現象も起こりにくくなります。さらに、床暖房が標準で設置されているため、足元はいつも暖かです※。※一部設置されていない物件もございます。

床暖房のある暮らし

エアコンで暖房していても足元が寒いと感じるのは、床付近の温度と天井付近の温度に差があるためです【図1】。床暖房を設置し、足元を暖めることによって、室内の上下の温度差が少ない快適な空間になります。

【図1】エアコンと床暖房の垂直温度分布の比較(イメージ)



床暖房は床が28~30℃と暖かいため、室温が18~20℃でも体感温度は十分暖かく感じられます【図2】。また、気流を生まない暖房なので、お部屋が乾燥しにくいこともメリット。お肌の水分量も減りにくく、乾燥肌の方にはうれしいポイントです。また、冬に流行する風邪やインフルエンザは、乾燥と低湿度が主な原因。抵抗力が弱くて、風邪やインフルエンザにかかりやすいご高齢の方にも、乾燥しにくく、湿度が保たれる床暖房は頼もしい味方となります。

【図2】床暖房の温度イメージ

サーモグラフィ画像出典:東邦ガス
条件:入室1時間後の20歳代女性の
   下肢皮膚表面温度(サーモグラフィ)
床暖房:室温24℃、床温29℃

居室・非居室の温度差が小さく、内廊下だから外気の影響も受けにくい

『グランドマスト』の住戸内は、トイレや洗面所などの非居室と居室の温度差が小さく、ヒートショックのリスクを低減。快適で健康的な暮らしを支えてくれます。また、熱の逃げ道となる開口部が戸建て住宅ほど多くないことは、集合住宅ならではのメリット。その開口部も、高断熱仕様の窓とサッシにすることで熱の出入りを少なくしています。さらに、共用廊下は内廊下のため、外廊下に面した居室に比べて外気の影響を受けにくく、より高い断熱効果が期待でき、冷暖房の効率も良くなります。内廊下の空調は24時間稼働しているため、玄関から出てすぐ身体が冷えるということもありません。エントランスを出るまで快適な温度が保たれています。

グランドマスト住戸内の温度分布(一例)

グランドマストのある1LDKの住戸で、住戸内の温度分布を調べてみたところ、どの部屋間も温度差が小さいことが分かりました。最大でも5.5℃の温度差(洋室と浴室の比較)にとどまっており、この差も、浴室暖房をつけておくことでより小さく抑えることができます。また、共用廊下は冷暖房が完備されているため、住戸内のリビングとほぼ同じ温度が保たれていました。

測定条件
・外気4.9℃
・リビングのエアコン設定23℃
・洋室のエアコン設定22℃


内廊下をはじめ共用空間も冷暖房完備



グランドマストは、内廊下やエントランスホール、食堂等の共用空間も冷暖房完備。自宅との温度差が少なく快適にお過ごしいただけます。

ウィズコロナ時代の冬をどう過ごす?

新型コロナの三密に留意しながらも、春の陽気のいい日や秋の小春日和の日には街歩きしたり公園でひとときを過ごしたりできました。

でも、初めて体験する「ウィズコロナの冬」です。冬場は平年でも引きこもりがち。今は不要不急の外出は慎みたいので、つい部屋で過ごす時間が増えるでしょう。上手に換気をしながら、住まい全体を一定の室温に保ち、元気よく家事をしたり身体を動かしたりしたいものです。

冬場の換気の方法

冬場の上手な換気の方法について、下記のサイトに詳しい情報が載っています。ぜひご参考になさってください。


ダイキン「上手な換気の方法~住宅編~」

 外部サイトへ移動します

断熱効果によって血圧が下がる、運動量が増える、夜に目が覚めてもすぐにトイレに行ける、友人と暖かい部屋で遊ぶ・過ごす、身体がいつもぽかぽかして元気……。

高断熱、高性能なサッシ、床暖房に守られた暖かい部屋で、さあ、ウィズコロナの冬を乗り切りましょう。

積水ハウスのノウハウと仕様が生かされた『グランドマスト』での暮らし。快適性と安全・安心の向上と、より自立した暮らしをサポートします。シニアの皆さんそれぞれのニーズと願望に沿った魅力ある立地、部屋のプラン、サービスをご提案します。

手足の冷えに効く「お部屋運動」のすすめ

代謝が上がる冬ですが、運動を控えると関節や筋肉が弱って代謝が悪くなります。暖かい部屋で活発に過ごすためには適度な運動がよいでしょう。

血液の巡りを良くするには、足の裏から背中まで普段使っていない筋肉を動かすことがたいせつ。ここでは、積水ハウスとアシックスの共同研究開発による運動プログラム『おうちでフィットネス』※から、手足の冷えをやわらげるのにおすすめの筋トレとストレッチをご紹介します。

※『おうちでフィットネス』は積水ハウスとアシックスの共同研究開発によるアイテム、空間、プログラムの総称です。

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